1 趣旨
近年、全国的に子どもが犯罪の被害に遭う事件が多発しており、こうした状況を受け、行政機関や地域団体、事業者等による「パトロール」や「子どもの見守り」などの活動や、学校での体験型の防犯教室や地域安全マップの作成など子ども自身が危険を回避するための取組も広がりつつあります。
このため、「ひょうご防犯まちづくり推進協議会」(県域で活動する地域団体、事業者団体、行政機関等107団体で構成)では、平成19年度事業計画に基づき、子どもが日常的に遭遇する場面で犯罪の危険を回避するためにとるべき行動をクイズ形式で学ぶためのパソコン用「防犯学習シミュレーションCD-ROM」を作製・配付することとしました。
2 内容
当協議会のシンボルキャラクターである「マモリン」が進行役を務め、児童の典型的な生活パターンである「学校から帰るとき」「学校から帰ってから」の2つの場面を取り上げ、それぞれ具体的な状況を示して、犯罪の危険から身を守るためにとるべき行動を三者択一で回答する形式となっています。
3 主な対象者
小学校低学年
4 活用方策
(1) 学校における防犯教育教材としての活用
小学校においてもパソコンを活用した教育が進んでいることから、県内のすべての小学校(約820校)へ配付し、防犯教育の教材として活用いただきます。
(2) 子どもを対象とした防犯教室等での活用
当協議会会員団体、市町、防犯協会等が主催する子ども向け防犯教室の教材として活用いただきます。
(3) ホームページ上での公開
今年度リニューアルする当協議会のホームページ上で公開し、広く県民が体験できるようにします。
5 配付先及び配付方法(3月下旬以降順次配付予定)
(1) 県内の小学校への配付
県教育委員会等の協力を得て、県内各小学校へ配付することとしています。
(2) 一般県民への配付
先着500名に無償で配付します(1人1回1枚限り。)。
(この事業は終了しました。) (3) 各会員団体、市町、県民局、各警察署、防犯協会等への配付
当協議会事務局から各団体あて郵送します。
(この事業は終了しました。)6 その他
(1) 所要経費
1,000千円(兵庫県遊技業協同組合から寄贈いただいた支援金を活用)
(2) 作製枚数
2,500枚